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漂泊の王の伝説

ラウラ・ガジェゴ・ガルシア
偕成社
¥ 1,575
2日の夜中、寝る前にちょっとだけと思って読み始めたら
全然終わらなくて読みきってしまった。
わたしの好きな砂漠の話。

砂漠の王国の王子はまっすぐな心と知性を持ち、詩の才能にもあふれている。
その王子が、憧れの詩のコンテストに出るために国内の詩のコンテストを開催し
優勝することで反対する父王を説得することになる。
当然王子が優勝すると思われたが、さらに優れた詩人が現れ、
王子の願いは3度に渡り阻まれる。
嫉妬と狡猾な懲罰、裏切り、そして砂漠を旅するうちに再生する魂の物語。

冒頭から、光景が浮かぶようなダイナミックで美しい文章に引き込まれた。
そして、それは最後まで途切れない。
美しい物語だった。
この本は、わたしの愛読書になりそうだ。

パウロ・コエーリョの「アルケミスト」が好きな人なら
きっと好きになるだろうし、
わたしにとってはそれ以上に大切な物語になった。

機会があったら、大人にもぜひ読んでほしいと思った。
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1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます

これもまた、初版が出た時に買ってそれからずっと使っている。
ボウルで順番に混ぜて焼くだけというのと、
全部同じ型でできるというのが好きな理由だ。

いくらオーブンを使うのが苦にならないといっても
レシピごとに違う型を使うのでは、戸棚がいっぱいになってしまう。
おやつ、デザート、甘くないブレッドと、
いろんな機会に食べられるものが同じリング型で作れる。
自分の持っている型に合わせて分量を計算しなおし
オーブンの温度と時間を探るなんていうのは
よっぽどでないとやる気にならないのでこういう本がありがたい。

リング型は火の通りが早いというのを学んだので
ミートローフやパテ類にもよく使う。
使い勝手がいいから出番が多く、賢い主婦の気分になる。

掲載されているレシピはどれも気軽に作れるもので
来客の予定がある日にささっと用意できるようなものが多い。

作ったケーキの写真はこちら

JUGEMテーマ:手作りお菓子


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栗原さんちのおやつの本―食べたいときにすぐできる

この本のレシピだけはほとんど試した。
「ほとんど」なのは、わたしがシフォンケーキに偏見があって
自分で作る気にはならないから。
発行された頃にすぐ購入して、それからずっと使っている。

本当に簡単な混ぜて焼くだけ、混ぜて冷やすだけのレシピが多くて
片手間にちゃちゃっと作れるものが多い。
途中まで作りおくことができるものもあり
「美しいケーキ」を作りたいのではなく
「できたてのおやつ」を楽しみたい人にぴったり。

「はちの巣ケーキ」もこの本のレシピ。
わたしは軽さが欲しくてちょっと薄力粉を入れ
ベーキングパウダーと砂糖を減らしている。

家事をしながらおやつも作りたい人、
ホームパーティーのごちそうとデザートを両立させたい人は
この本は持っていて損は無いと思う。

JUGEMテーマ:手作りお菓子


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ウー・ウェンの北京小麦粉料理

花巻のレシピが載っている本を紹介して!とメールをいただいたので
ご紹介することにしました。
この本の特徴は、なんといっても微に入り細にわたったプロセス写真。
細かすぎるんじゃない?というくらい出ているので
目で確認できて便利です。

メンドクサガリのわたしが簡単!と言っているので
本当に簡単です。
道具もボウルとまな板、菜ばしと蒸し器でできてしまうし。
ちょっとおなかがすいた時にお勧めですよ。

JUGEMテーマ:飲茶


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手法はそれぞれ 佐藤可士和の超整理術

整理術

あー、アタマん中取り出して並べて片付けたい!と思わせる本。

プランニングの仕事をしていた頃、
ゴルフ場の計画と遊園地とショップと展覧会と書籍、カタログ
いろんなもののプロデュースの仕事を並行して手伝いながら
なんでもかんでも手法は一緒だと学んだ。

書くことは、もうちょっとズレていても大丈夫だと思っていたけれど
やっぱり手法は同じだった。

育児だけは、どうやってもロジックでは片付かない。
子供を持ってよかったと思う。
整理するのが上手になって、傲慢になっていたから。
それだけではないということを見失いかけていたから。
ただし、その分ロジックで固めていくのが下手になった。
隙間のゆるーいところから
思いもかけないものがはみ出してくるのが面白くなった。
でも、現場ではそうはいかないんだな。
やっぱり整理整頓されてひょいっと取り出せるようになっていたい。

でもね、ジ・ン・セ・イはそれだけじゃないのよ。
(あー、話がグルグル回ってる。おばさんくさっ!)

ここに載せるまで、デジカメフラッシュなしうすくらがりの写真が
激しく手振れしているのに気づかなかった。酔いそう。
このテの表紙って、「デザインのデザイン」以降?



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