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ネットとわたし

オンラインネームを「りりこ」さんに決めて、今年で19年になる。
パソコン通信NiftyServeでオンラインデビュー。
インターネットを使い始めたのは1995年、
ニフティが提携していたCompuServe経由だ。

パソコン通信につなぐようになったのは、
PCを手に入れたものの、デジタル導師に出会うことができず、
いっこうにスキル(その当時はたかがショートカットだったりするのだが)が
身に付かなくてうんざりしていたから。
PCを買ったのは、プロダクトとしてかっこよかったから。
総額100万円近くもつぎ込む壮大なおもちゃだった。
通信で多くのことを無償で(好意で)教えてもらって
わたしはどうにかこうにかPCを使ってきた。
オンラインの見知らぬ善意を、わたしは本当に感謝している。
PCがこんなに身近にあるのもその人たちのお陰だから。

一方で、ネットストーキングといっていいような出来事があり
いつの間にか「あなたの家をとうとうみつけました」などということが起きて
かなり臆病にもなった。
「訪ねたりはしませんが、時々見守っています」って、そっちの方が怖いよね。
ぼんやりと住んでいる区(当時東京都港区)を知らせた覚えはあるけれど
子供の頃から東京タワーが身近だったとか
最寄の映画館で○○という映画を観たとか書き込んだところから
次第に円を狭めて発見したらしい。

オンラインでの居場所を変えても、
相手は検索するのか、いつの間にか同じフォーラム(掲示板のようなもの)に
知らん顔して発言していたりする。
だから、私生活をドブドブ書き込んでいる割に、
「ぼんやりとしかわたし像が見えない」ことをめざしてきた。
もうとっくの昔にストーキングは終わっているのだが
なぁんとなく、ネットとリアルを分けて、
ネットは自由だけれど危ないところだという思いがあったのだろう。

最近、もういい加減に、自分の名前でオンライン活動(笑)をしても
構わないんじゃないかと思うようになった。
もしくは、「りりこさん」のままでも、
もっと丸出しでもいいんじゃないかと思うようになった。

この辺は、他の人から見たら、「今までも十分丸出し」かもしれない。
それでもわたしなりの線引きがあった。
その線を超えてみようと思う。
ネットの善意をもっと信頼してみようと思う。
それはもちろん、無防備ということではない。
出かけるときに自宅に鍵をかける程度には用心深く。

小さな自由を、また手に入れるかもしれない。

日々のかけら | comments(2) | trackbacks(0)

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私はネットで3大ネットの一つの会社に引き抜かれて、ちょううど絶頂期に半年ほどネットにまみれて見切りをつけてやめたので、結構長い間ブランクがあって、俳句に手をだし、これまた絶対にお会いすぐことがないオエライさんにむかつき、笑、で、ブログなのね。ネットコミット力は、かなり高いと自称しているけど、まったく興味なしで、結局、俳句で外国人とぼちぼち遊びつつ、匿名文化、コメント欄で遊んでいるだけのような。ネットでは目立ちたくないってのが強いもんだから。だって、そのオエライさんに、100人ぐらいの集まりの代表にされそうになってさ、こっちは目立ちたくないのに。

ネットって、結局、石川啄木の、悲しき玩具みたいなもので、こっそり大人に隠れて遊ぶくらいがちょうどいいんじゃないかな。あと、身体の弱い人や、障害がある人の心の支えである部分はよくわかっているので、ネットの嫌なところは、そういう小さいな存在を踏み潰す乱暴な子供、大人なのに、そういう人がこれまた酷いことをするわけだ。それを実感させられたものだから、いたく傷ついたからネットで華やかになることを避けるんだけどね。で、どうやら、私自身は、ビタミンB6が、ストレスによって不足してしまい不調になることをつきとめたので、ま、日本のネットとは、さらに距離がでていくんだろうなとは思う。

ま、つまり、昔から、ネット仙人かも。あはは。これからも。
野猫 | 2009/07/19 16:17
ちなみに、野猫は、俳句で才能がある若い女性がなのっていた俳号から影響を受けたのね。○猫さんだった。○じゃなくて、伏せている。伏せなくても、検索ではひっかからないし、きっと、まぁ、どこかで幸せに暮らしているのかなぁ。
野猫 | 2009/07/19 16:21
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